Season 1|田園風景とイガグリ坊主
1994年5月10日。
埼玉県加須市、田中家の長男として誕生。
一都三県とはいえ、ほぼ端っこ。
周りを見渡せば田んぼ、田んぼ、田んぼ。
都会の華やかさとは無縁の場所だが、なんだかんだ落ち着く。
そんな田園風景の中で僕は育った。
両親は共に理容師。
それだけではない。
なんと母方の家系は代々理容業を営んでおり、母で4代目。
つまり僕は、生まれながらにして髪の毛に関わる環境にいたわけだ。
とはいえ、幼い頃の僕にとってそんな歴史はどうでもよかった。笑
家業の伝統だとか、4代目だとか。
そんなことを考えるはずもなく、ただただわんぱくな少年時代を過ごしていた。
2歳下には弟がいる。
この弟とは、学校も部活も、なんと就職先まで一緒。
仲が良いとか悪いとか、もはやそんな次元ではない。
いい意味で、空気のような存在だ。
そして、小学校から高校までの僕の青春は、ほぼ駅伝に捧げられた。
走って、走って、また走る。
雨の日も、暑い日も、寒い日も。
目標に向かってひたすら努力する日々。
この頃の経験が、後の僕の人生を大きく支えることになる。
もちろん、当時はそんなこと知る由もない。
ただ、目の前のゴールに向かって走り続けていた。
Season 2|人生最初の大きな反抗
美容師になりたい。
そう思ったのは、高校3年生の頃だった。
きっかけは意外にも単純。
父が楽しそうに生きていたからだ。
父は理容師として働いていた。
その姿を見て、なんとなく思った。
「この仕事に就けば、人生楽しく生きられるんじゃないか?」
今思えば、ずいぶん単純な動機だ。笑
でも、当時の僕にとっては十分すぎる理由だった。
高校卒業後は専門学校に進学したい。
そう両親に伝えた。
しかし、返ってきた答えは反対。
結果的に大学へ進学することになった。
正直、大学には行きたくなかった。
その気持ちは入学してからも変わらず、わずか2ヶ月で中退。
なかなか思い切ったことをしたと思う。笑
そして両親に直談判した。
「自分でバイトして入学金も授業料も払う。だから専門学校に行かせてほしい」
ようやく許可をもらった。
そこからは早かった。
朝から晩までアルバイト。
とにかく働いて、お金を貯めた。
高校時代は駅伝の強い学校に進学させてもらっていたこともあり、根性にはそれなりに自信があった。
というより、僕は昔からこういう性格なのだ。
目的が決まれば、そこに向かって突き進む。
良くも悪くも、それしかできない。笑
そして専門学校への入学と同じ頃、美容室でアルバイトをさせてもらえることになった。
ありがたいことに、両親のコネクションのおかげである。
しかも、加須で一番イケてると思う美容室。
結果的に、その美容室には11年間お世話になることになる。
初めてお店に入った日のことは、今でも覚えている。
とにかくオシャレだった。
建物も、空間も、働いている人たちも。
こんなオシャレな場所、今まで入ったことがない。
何せ僕は、実家でしか髪を切ったことのないイガグリ坊主である。
「え、こんなところで僕が働いていいの……?」
期待よりも緊張の方が大きかったかもしれない。
こうして、僕の美容師人生が始まった。
Season 3|華やかな世界の裏側
いよいよ美容専門学校に入学。
ところが、教室にいるのは自分より1歳下の子ばかり。
大学を中退して遠回りした分、少しだけ年上だった。
最初はなかなかのアウェイ感。
でも、そんなものはすぐになくなった。
気づけば普通に友達ができていた。
ちなみに、今の奥さんはこのときのクラスメイトである。
人生とは面白いものだ。笑
学校生活にも慣れ、美容室でのアルバイトも本格的に始まった。
そして、ほどなくして気づく。
「あぁ、親が大学に行けと言った理由、なんとなくわかった気がする……」
美容業界。
表から見れば華やかな世界。
オシャレな服を着て、オシャレな空間で、オシャレな髪を作る。
しかし、その裏側は想像していたものとはまるで違った。
華やかな世界の裏側には、泥水を飲む覚悟と、土の味を知るほどの努力があった。
学校が終われば、すぐに美容室へ。
サロンワークが終われば練習。
気づけば時計の針はテッペンを越えている。
土日は朝からハードなサロンワーク。
そして、また練習。
毎日、毎日、その繰り返し。
今振り返っても、なかなかの生活だったと思う。
ただ、不思議と嫌ではなかった。
むしろ、どんどんのめり込んでいった。
なぜなら、僕は自分との戦いが嫌いではなかったからだ。
昨日できなかったことが、今日できるようになる。
練習して、テストを受けて、合格する。
できる技術が一つ、また一つと増えていく。
努力した分だけ、自分の成長が見える。
駅伝に打ち込んでいた頃と、どこか似ていたのかもしれない。
目標があって、そこに向かって努力する。
それは僕にとって、苦痛ではなかった。
そして専門学校を卒業。
いよいよスタイリストとしての人生が始まる。
ここからが本当の勝負だ。
……と思っていた。
Season 4|努力だけでは越えられない壁
売れない。
全然売れない。
いや、本当に売れない。笑
スタイリストになれば、今まで努力してきたことが結果につながると思っていた。
でも、現実はそんなに甘くなかった。
売上が上がらない。
お客様が増えない。
何が足りないのかも、よくわからない。
僕は昔から、自分と戦うことは得意だった。
走るのも、練習するのも、勉強するのも。
自分が努力すればいい。
それだけなら、いくらでも頑張れた。
でも、美容師という仕事は違った。
相手がいる。
お客様がいる。
自分が上手いと思っていても、それだけでは選んでもらえない。
これが本当に難しかった。
もちろん、何もしなかったわけではない。
むしろ、めちゃくちゃ勉強した。
カット、カラー、ブリーチ、パーマ。
毎週のようにセミナーへ通い、技術を磨いた。
やれることはやったつもりだった。
自分で言うのもなんだが、技術だってある程度は上手い方だと思っていた。
だけど、売れん。
なんでやねん。笑
努力しているのに結果が出ない。
自分の中では頑張っている。
でも、お客様には伝わらない。
そんな時期が続いた。
当然、挫けそうになることもあった。
そんな僕に転機が訪れたのは、コロナ禍の頃だった。
きっかけは、奥さんからの紹介。
ケミカルに強い美容師さんとの出会いだった。
この出会いが、僕の美容師人生を大きく変えることになる。
初めてその人の考え方に触れたとき、衝撃を受けた。
「え、そんな観点から髪の毛を見るの?」
「そんな視点を持って仕事をしている美容師がいるの?」
今まで自分が学んできた美容技術とは、まるで違う世界だった。
感覚だけではない。
髪の毛の構造、薬剤の性質、化学的な反応。
そこには、今まで知らなかった理論があった。
そして、その美容師さんが力を入れていた技術。
それが縮毛矯正だった。
僕は一気にのめり込んだ。
いや、がっつりハマった。笑
当時の僕には、ケミカルの知識を使って縮毛矯正を深く設計するという発想がなかった。
周りでも、そこまでケミカルを掘り下げて縮毛矯正を考える人は多くなかった。
「何それ?」
そんな反応もあった。
でも、僕には関係なかった。
とにかく面白かった。
もっと知りたい。
もっと理解したい。
もっと上手くなりたい。
気づけば、昔の自分に戻っていた。
駅伝に夢中になっていた少年時代。
専門学校へ行くために朝から晩まで働いた日々。
営業後、日付が変わるまで練習していた頃。
あの頃と同じだった。
目標が決まれば、そこに向かって突き進む。
ただ一つ違ったのは、ようやく自分が本当に追求したいものに出会えたことだった。
ひたすら勉強した。
実践して、考えて、また勉強した。
少しずつ、縮毛矯正という技術に自信がついてきた。
すると、不思議なことが起きた。
今まで苦手だった接客やカウンセリングにも、少しずつ重みが出てきた気がするのだ。
お客様の悩みに対して、自分の言葉で説明できる。
なぜこの施術が必要なのか。
どうすれば髪が扱いやすくなるのか。
自分の中に根拠があるから、伝える言葉にも自信が生まれる。
すると、少しずつ数字も変わり始めた。
あれほど上がらなかった売上が、少しずつ上がっていった。
ようやく、何かがつながり始めた気がした。
そして、そんな頃。
僕の中に新しい気持ちが芽生えた。
「独立したい。」
もっと自分のやりたいことをやりたい。
自分が信じた技術を、自分が信じた方法で、お客様に届けたい。
11年間お世話になった美容室。
たくさんのことを教えてもらった場所。
美容師としての基礎を作ってくれた場所。
そこから、自分の足で一歩踏み出したいと思うようになった。
あの日、大学を辞めて美容師の道を選んだときと同じように。
また、新しい目標ができた。
Season 4 完
Season 5|5代目新井「独立」
僕の名前は、新井耕作。
ん?
冒頭では田中家の長男として生まれたって言ってなかった?
そう思った方もいるかもしれない。
そう、僕は田中家の長男として生まれた。
田中は父方の苗字。
そして、新井は母方の苗字である。
僕は母方の祖父母と養子縁組をした。
だから、弟とは苗字が違う。
そして僕は、5代目新井となった。
幼い頃は、歴史だとか伝統だとか、そんなものは正直どうでもよかった。
何代目だから何だっていうんだ。
そんなことより、目の前の楽しいことに夢中だった。
でも、大人になった今。
少しだけ、わかる気がする。
先代たちが積み重ねてきた努力。
守り続けてきた土地。
受け継がれてきた名前。
そして、そこに込められた想い。
何十年、何百年と続いてきたものには、きっと僕の知らない苦労や葛藤があったのだろう。
そのすべてを理解しているわけではない。
でも、今ならなんとなくわかる気がする。
受け継ぐということは、ただ名前をもらうことではない。
そんなことを考えるようになった。
さて、話は独立に戻る。
独立を決意した僕だったが、一人で店を始めようとは思わなかった。
弟を誘ったのだ。
Season 1でも話したが、僕には2歳下の弟がいる。
学校も、部活も、就職先も一緒。
もはや空気のような存在。笑
でも、僕にとっては頼りになる存在でもある。
実は僕、何度か肺気胸という病気で入院や手術を繰り返している。
そのたびに仕事を休まなければならなかった。
美容師という仕事は、自分が働けなくなるとお客様にも迷惑をかけてしまう。
そんなとき、僕のお客様を代わりに担当してくれたのが弟だった。
何度も助けられた。
普段はそんなことを改まって言う関係ではないけれど。
ありがたい存在だと思っている。
だからこそ、独立するなら弟と一緒に。
そう考えた。
そして、実家のサロンを建て直す計画が始まった。
ところが、これがなかなか進まない。
なんだかんだで、約3年。
いろんなことがあった。
本当にいろんなことがあった。
周囲には何度も独立すると話していた。
でも、なかなか独立しない。
もはや独立するする詐欺である。笑
それでも少しずつ計画を進め、ようやくリニューアルの形が見えてきた。
今回のリニューアルでは、理容と美容のブースを分けることにした。
先代は理容。
僕たちは美容。
同じ建物の中で、それぞれの技術を提供する。
これまで受け継がれてきた理容の仕事を残しながら、新しく美容の仕事を加えていく。
そんな形だ。
そして、もう一つ。
大きな悩みがあった。
店の名前をどうするか。
もともとの屋号は「新井理容店」。
僕たちが戻るにあたって、せっかくだから屋号を変えたいと思った。
いろんな名前を考えた。
オシャレそうな名前。
今っぽい名前。
美容室らしい名前。
めちゃくちゃ悩んだ。
でも、どんな名前を考えても、心のどこかに引っかかるものがあった。
それが、5代目新井というプライドだった。
この場所には、長年通ってくださっているお客様がいる。
先代の頃から、ずっと利用してくださっている方もいる。
僕が生まれる前から、この場所を知っている人だっている。
そんな場所の名前を、僕の一存ですべて変えてしまっていいのだろうか。
もちろん、名前を変えることが悪いわけではない。
新しいスタートなのだから、新しい名前をつけるのも一つの選択だと思う。
でも、僕にはできなかった。
先代たちが受け継いできた名前を、すべてなくしてしまうという決断が。
いや、そもそも。
「アライ」という名前を消す理由が、僕にはなかった。
そう思った。
だから、屋号は「arai」にした。
カタカナでも漢字でもなく、アルファベットの小文字で。
見た目は少し変わったかもしれない。
でも、呼び名は変わらない。
アライは、アライのままだ。
新しいことに挑戦したい。
自分たちのやりたい美容を追求したい。
でも、だからといって過去を消す必要はない。
先代が守ってきたものを大切にしながら、自分たちの新しい歴史を作っていけばいい。
そう思った。
そして、2024年6月。
約3年にわたる準備期間を経て、ついにリニューアルオープン。
同時に、僕たちは独立した。
あの日、初めて美容室でアルバイトをしたイガグリ坊主が。
売れなくて、悩んで、もがいていたスタイリストが。
ケミカルと縮毛矯正に夢中になった美容師が。
今度は、自分の店でお客様を迎えることになった。
5代目新井として。
受け継いだ名前とともに。
新しい美容師人生が始まった。
Season 5 完
Season 6|守破離
守られていた自分から、自分の道を歩む美容師へ。
独立して、すぐに思った。
「あぁ、めっちゃ守られてたんだな……」
11年間お世話になった美容室を離れ、弟と二人で仕事をする毎日。
もちろん、自分たちの店を持てたことは嬉しかった。
自分のやりたいことができる。
自分の考えで仕事ができる。
ずっと望んでいた環境だった。
でも、なんだろう。
なんだか前の店舗の社長やスタッフが恋しくなった。
毎日顔を合わせていた人たち。
当たり前のように一緒に働いていた仲間。
あの頃は気づかなかったけれど、僕は本当にいろんな人に支えられていたんだと思う。
会社という組織にも守られていた。
困ったときに相談できる人がいる。
誰かが助けてくれる。
同じ目標に向かって働く仲間がいる。
そんな環境が、どれほどありがたいものだったのか。
離れて初めて気づいた。
僕は、思っていた以上に守られていた。
さて、今回のタイトルは「守破離」。
守破離とは、物事を学び、自分のものにしていく過程を表す言葉だ。
まずは、教えられた型を「守る」。
次に、その型を理解したうえで「破る」。
そして最後に、自分だけの道を歩む「離」。
美容師人生を振り返ると、なんだかこの言葉がしっくりくる。
最初は先輩から教わった技術を必死に練習した。
お店のルールを覚え、マニュアルを守り……
ん?
守ってたか?笑
まぁ、最初の頃は守っていたと思う。
たぶん。笑
でも、ケミカルに出会ってからは、自分の考えで技術を組み立てるようになった。
もっとこうした方がいいんじゃないか。
この薬剤ならどうだろう。
この髪質なら、こんなアプローチができるんじゃないか。
気づけば、独立前には完全にマニュアルを破っていた。
……やばいよな。
売れなかった理由が、なんとなくわかる気もする。笑
それでも、僕は自分の技術を追求することをやめなかった。
そして独立。
いよいよ「離」の段階だ。
誰かのやり方をそのまま真似するのではなく、自分自身の考えで仕事をする。
自分だけのオリジナルを生み出す。
それが、これからの僕の目標になった。
そんなとき、ふと思い出す言葉がある。
以前の美容室の社長が、よく言っていた言葉だ。
「数字は最後だぞ。」
お客様が喜んで来店してくださる。
その積み重ねが、最後に数字になる。
そう教えてもらった。
スタイリストになったばかりの頃、僕は売上が上がらないことに悩んでいた。
どうしたら売れるのか。
どうしたら数字が伸びるのか。
そればかり考えていた時期もあった。
でも、独立してからは不思議と数字をあまり気にしなくなった。
もちろん、経営していく以上、数字は大切だ。
でも、僕が一番考えたいのはそこじゃない。
「どうしたら、もっとお客様に喜んでもらえるだろう?」
「どうしたら、自分にしかできない技術を生み出せるだろう?」
考えることが変わった。
売れるために技術を磨くのではなく、お客様の髪を綺麗にするために技術を磨く。
その結果として、お客様に選んでもらえる美容師になりたい。
そんなふうに思うようになった。
ただ、独立までの道のりは決して簡単ではなかった。
店舗のリニューアル。
独立の準備。
新しい環境での仕事。
なんだかんだ、ずっとバタバタしていた。
気づけば約2年間、以前ほど深く勉強できていなかった。
もちろん、何も学んでいなかったわけではない。
でも、自分の中では明らかに学びが浅くなっていた。
そして、改めてケミカルを学び直したとき。
衝撃を受けた。
「え、こんなに進んでるの⁉︎」
薬剤の考え方。
毛髪へのアプローチ。
技術の組み立て方。
自分が少し離れていた間にも、ケミカルや技術はとてつもないスピードで進んでいた。
恐ろしいものだ。
昔、夢中になって勉強していた頃の知識だけでは、追いつけない。
新しいことを知れば知るほど、自分がまだ知らないことの多さに気づく。
でも、不思議と嫌な気持ちにはならなかった。
むしろ、ワクワクした。
まだまだ学べることがある。
まだまだ上手くなれる。
まだまだ、お客様の髪を綺麗にできる可能性がある。
そう思った。
これはもう、齧り付いてでもついていかなければ。
そして、また僕の心に火がついた。
思えば、昔からずっとそうだった。
駅伝に夢中になっていた頃。
専門学校へ行くために必死にアルバイトをしていた頃。
日付が変わるまで練習していた頃。
ケミカルと出会い、夢中になって勉強していた頃。
僕はいつも、目標が見つかるとそこに向かって突き進んできた。
そして今。
また新しい目標ができた。
いや、もしかしたら新しい目標ではないのかもしれない。
ずっと心の中にあった想いが、以前よりも強くなっただけなのかもしれない。
「僕は、お客様の髪を綺麗にしたい。」
昔よりも、もっと。
もっと深く学びたい。
もっと技術を磨きたい。
もっとお客様の悩みに応えたい。
守られていた日々があった。
教わったことを破り、自分なりの道を探した日々があった。
そして今、自分の足で歩き始めた。
でも、きっとこれで完成ではない。
守破離の「離」は、学びの終わりではないのだと思う。
自分の道を歩きながら、また学び、考え、挑戦していく。
美容師として、まだまだ知らない世界がある。
まだまだ上手くなれる。
そう思うと、なんだか楽しくなってくる。
そういえば、僕が美容師になろうと思った理由は、父が楽しそうに生きていたからだった。
あれから、ずいぶん遠回りをした。
思い描いていたよりも大変なことはたくさんあった。
それでも今、夢中になれる仕事がある。
もっと上手くなりたいと思える自分がいる。
あの頃、父を見て感じたものが何だったのか。
今なら、少しだけわかる気がする。
僕はこれからも、美容師を楽しみながら、お客様の髪を綺麗にしていきたい。
昨日より今日。
今日より明日。
そして、昔よりもさらに。
Season 6 完
